安全を創造する匠の技
作業工具ができるまで
コンピュータCADシステムを使用して設計を行います。
熱間ダイス鋼を使用し、型彫から仕上げまで一貫して自社で製作しています。
工具に最適な鋼(クロムバナジウム鋼)を使用しています。
①材料を電気やガスで熱する(約1200℃)。
②金型を取り付けたエアハンマーで成型する。
③抜型でバリと鍛造製品に分ける。
④鍛造製品に焼きなましを行ない、機械加工しやすい硬さにする。
機械加工を行います。
熱処理を行います。
ロボット研磨機による研磨とメッキを行います。
組み立てを行った後、各種検査を行います。
・各部寸法の測定
・下アゴのガタ測定
・傷やメッキ不良の有無を確認
・下アゴ、ウォームの動きを確認
短絡防止絶縁工具とは
従来の他社で販売している大きな絶縁工具から、短絡事故までも考慮したフィスコインターナショナルが開発した短絡防止絶縁工具へ
フィスコインターナショナルの短絡防止絶縁工具は、その素材も高価であり何ミクロンという薄いコーティングではなく作業性を失わない厚さとして0.5mm厚になっております。何回も同じ工程を繰り返し、少しずつ厚くしていかねばなりませんので、非常に難しく手間のかかる作業となります。
一般的な絶縁工具は色を変え2層としていますが、弊社では1層目と2層目では硬度も異なり、安全性と耐久性を考慮させることに成功しました。
これにより、更に手間と高度な技術を要する事になります。
吹き付けては焼き入れを何度も繰り返します。
仕上げもひとつずつ手作業
ピンホールテスト
一つ一つ心を込めて作っています。
全ての作業において長年の経験から得た特別なノウハウがあり、その日の気温、湿度を考慮した作業を行います。一切妥協せず、日々前進しています。
先端まで絶縁化したニッパーは弊社だけです。